市場神社

歌舞伎舞台、木造二階建、切妻造り、間口6間、奥行4間、 太夫座、回り舞台付、平を正面とします。嘉永4年(1851)建立。 昭和47年に改修し、明治の初め義務教育初期の頃は説教所(教室) としても利用されていました。この舞台には昔の地方回りの有名な役者 がきて演じています。市川中車・尾上多賀之丞等の名前も、二階の 楽屋の壁に落書きしてあり、「日本の 芸談」には中車本人が、大鹿にきて 演じたと記しています。昭和58年より 定期公演が始まり、市場神社舞台 では秋10月第3日曜日に上演されています。