香坂高宗墓跡

室町末期。香坂高宗は南北朝時代に大河原城主として征夷大将軍信濃宮宗良親王に忠節をつくした人物で、応永14年(1407)に大河原城にて没します。高宗の家系は定かではないが宗良親王に仕え一族を率いて忠節をつくしたことは明らかで、この忠節に対して大正4年大正天皇即位大典の日、高宗に特旨をもって従四位が贈られています。